特色ある活動
近年は、情報メディアの発達やコロナ禍のため、人との関わりや体を動かす機会が大幅に減少しています。その結果、自分の気持ちを一方的に言葉や態度で表現する子が多く、人の話を聞かない姿が見られています。さらに、メディアに触れている時間が多くなったことで、親子関係も希薄になり、コミュニケーションをとることが苦手な子も増えています。そこで昨年度から、「ワクワク」「ドキドキ」と子供が心を動かす新たな体験を保育活動の中に取り入れたり、自分の力を発揮して活動し、多くの人から認められる経験ができる場を意図的につくったりしてきました。また、友達と思いを出し合いながら遊ぶ機会を設定し、思いを言葉に表出する仕方を具体的に知らせる機会を設けたり、絵本の読み聞かせを家庭と連携して行ったりして、聞く力の育成に努めています。


